「UGCマーケティング」とは?マーケティング用語解説

UGCマーケティングとは?

UGCとは、「User Generated Contents=ユーザーによって生成されたコンテンツ」のこと。

例えば、特定のハッシュタグがついた投稿を自社サイトに掲載したり、コメント・クチコミを投稿できる機能を設けてページの情報を補足してもらうなどがこの手法に該当します

自社のサービスをプロモーションするうえで、マーケティングに関するリテラシーの高まった昨今ではサービス提供側からの直接的な営業や宣伝活動は、サービスの内容に関わらず敬遠されてしまうケースが少なくないです。

そのため、すでに利用している顧客の視点からサービスをプロモーションしてもらうことで、心理的なハードルをさげつつ自社サービスの魅力を伝えることができる方法として用いられるのが「UGCマーケティング」です。

UGCマーケティングの代表例

スターバックス

スターバックスでは、毎年クリスマスから年末ごろに赤いカップで飲み物を提供し、ユーザーにそのカップを撮った写真を「#RedCupContest」のハッシュタグ付きで投稿するよう呼びかけています。この投稿を見たユーザーの「私もこんなおしゃれな写真を撮りたい」という心理に働きかけ、結果的に多くのユーザーが自発的にスターバックスの宣伝をしてくれることでブランド認知が向上しています。

Airbnb

Airbnbでは、施設の写真を公式サイトや広告で使用する際、実際に宿泊したユーザーが撮影した写真を利用しています。これにより、実際に訪れて感じるイメージと近い印象を写真から感じ取ることができ、信頼性と安心感の向上に繋がっています。

UGCマーケティングの実践方法

UGCマーケティングを実践したい場合、最初に取り組みやすいのはユーザーの写真を活用する手法となります。

自社サイトにInstagramの投稿を埋め込むツールを提供しているサービスなどもあり、特定のハッシュタグが付いた投稿を選んでサイトに掲載することが可能です。

▼インスタグラム埋め込みツールを提供している会社

スナップウィジェット

WPプラグイン Smash Balloon Instagram Feed

ただし注意しなければならないのは、あくまで写真の著作権は投稿者にあるので、事前に所有者に許可取りをしておくことが必須となります。

こういった許可取得済みの写真を多く集めるために、「ハッシュタグをつけて投稿することで〇〇プレゼント!」などのキャンペーンも有効です。

「UGCマーケティング」についてよくわかりましたか?無料で利用できるツールもあるので自社のサービスとの親和性が高ければ、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

投稿者プロフィール

マーケティングダイナー管理人
本サイトの管理人です。サイトの運営と記事執筆も行っています。